2025/04/15 17:37
SDGs(持続可能な開発目標)は、2030年までに持続可能な社会の実現を目指す17の目標です。
その中でも、目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標12「つくる責任 つかう責任」、目標15「陸の豊かさも守ろう」が、わたしたち楽ポケ株式会社(J.Make)の活動の中心となっています。
弊社の活動では、森林や河川など自然がもたらす貴重な資源を最大限に活用し、無駄を可能な限り削減する取り組みを進めています。これにより、持続可能な未来へ向けた重要な一歩を踏み出しています。
この資源の活用は、地域社会の生産性向上に貢献するだけでなく、新たな雇用の創出や拡大も期待されます。次世代への責任を果たしながら、地域の住民に誇っていただける存在を目指しています。
主な取り組み
親会社である株式会社山一屋では、庭門や袖垣、庭木戸など、和風庭園に欠かせない製品を製造する過程で、焼杉板や黒竹といった貴重な端材が発生します。私たちはこれらの端材を活用し、伝統的な日本庭園の美しさを焼杉板で作られた箱の中に凝縮した「箱庭」としてご提案しています。
焼杉板は、植林から製品化までに多くの時間と手間を要する貴重な素材です。私たちはこれを廃棄するのではなく、新たな形で再生・活用しています。
また、黒竹は新芽から約3年を経たものを使用しており、その深い色合いと美しい質感が箱庭に一層の風情を加えています。黒竹の生産地である和歌山県では、近年、生産者の高齢化やイノシシ・鹿による被害により生産量が減少していますが、地域の産業資源として、その持続可能な活用に努めています。